幼児・子供の英会話指導には芸達者な講師がお勧め!

子供(幼児〜10才未満のこども)に英会話を教えるのはある意味、大人に教えるよりも遥かに難しい。


エース英会話スクールに所属している約300人の外国人講師のなかで子供に上手に教えられる講師は20%(5人に1人)ぐらいであろう。大人は教えられるが、子供は教えられない講師が多いのだ。だからエースでは、厳選した講師にしか子供は担当させない。逆に子供を教えるのがうまい講師で大人は教えられない人は滅多にいない。(ビジネス英会話や専門的なことを教える場合は、もちろん別だ。)


子供を上手に教えられる必須条件はなんと言ってもユーモアである。楽しくなければ子供はレッスンに積極的に参加してこない。小さな子供相手に1時間楽しく教えるには、かなりのエネルギーが必要だ。講師はいつも明るく元気でなければならない。子供とレッスンにおいて英語で遊べるぐらいの講師がちょうど良い。


子供を教えるには指導的な技術も然ることながら、適性や性格がものを言う。同じことを指導していてもちょっとした工夫で楽しくできる。機転の利いたユーモアが最も大切だ。フラッシュカードを見せるという単純な動作でも、無表情・無言でカード見せるのではなく、カードの動物の鳴き声を真似てみたり、カードに描かれた物が出す擬音を発してみたり、何も音で表現出来なければカードがあたかもFAXで出てくるよう下から少しずつ表示してFAXの「カタカタ」言う音を真似するだけでもおもしろくできる。大袈裟なジェスチャーも効果的だ。大袈裟であればあるほど子供は英語の意味を想像しやすいようである。楽しいイラストを描くことも効果的だ。更に子供の指導で歌はかかせない。講師が楽しく上手に歌えなければ子供も一緒に歌おうとは思わないはずだ。


こう考えてくると子供に上手に英会話を教えられる講師の芸は多岐にわたる。子供たちを笑わせるお笑い芸は必須であり、講師は動物や物の音を真似できる器用な声優であり、ジェスチャーで単語の意味を説明できるパントマイマーであり、楽しい絵を描ける画家であり、さらに楽しく歌うことができる歌手である。


それだけの芸を一から研修で仕込むことはできない。子供が大好きで、英語で子供と思いっきり遊べる性格と幅広い芸を既に身につけた講師を採用するしか道はなさそうだ。エース英会話ではできるだけ元気で明るく、しかも芸達者な講師を子供の指導向けに採用している。


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