幼児が英語を話せるようになるためには親の協力が不可欠!?


週1回英会話教室へ幼児(3歳〜5歳)を通わせるだけで英語が話せるように
なるとあなたは思いますか?


答えはNoとYesです。


もちろん通わせるだけでは話せるようにはなりません。週に1回だけ40〜
50分間英語に触れるだけであれば、習ったことはすぐに忘れてしまってあま
り上達しないのが普通です。しかし同じ教室に通っている幼児で着実に話す力
をつけている子がいることも事実です。その分かれ目は親(特に母親)にかか
っています。


エース英会話スクールに英会話家庭教師を依頼する幼児たちで既に英会話
スクールや英語教室に2年〜3年も通っているケースが少なくありません。
実際にそれだけの年数英会話を習って話せるようになっているかというと、
残念ながらそうでない場合がほとんどです。


もともと5人〜8人で習う英会話レッスンの目的は、次の2つに留まっており
ます。


1)簡単な英単語(色、数字、アルファベット、動物の名前、果物や野菜の
名前など)や挨拶などの決まり文句を憶えること。


2)ネイティブ講師(教室によっては日本人講師)の発音を聞き取ったり、
発音を真似たりすること。残念ながら実際に英語で話せるように訓練している
学校はほんの一握りだと言わざるを得ません。


エースでは1対1のプライベートレッスンが生徒の話す力を高める最も効果的
な教え方だと考えています。

更に次のことを母親が実施すると話せるようになる確率はかなり高くなるよう
です。


1)教室で習ったことを家でなるべく早く復習してあげる。または復習出来る
環境を家に作ってあげる。


a)リスニングの復習として、その日に学習した英語の音声CDや英語の歌を
聴かせてあげる。


b)スピーキングの復習として習った英語を発話する手助けをしてあげる。


上記、特に教室で学んだことを復習するためにはレッスン内容を母親が把握す
る必要があります。この観点から、母親が子供が習ったことを復習出来るよう
にレッスンを公開している学校は良心的だと言えるでしょう。


しかしレッスンの間中、母親がじっとみていると子供は緊張してプレッシャー
を感じたり、逆に親に甘えてしまって自分で言えることも英語で言わないこと
もあるでしょう。私どもエース英会話ではお母さんにレッスンを行っている部
屋になるべく一緒に居ていただくようお勧めしています。(お子さんの部屋よ
りも広いリビングでレッスンは実施)。お母さんにはお子さんが緊張しないよ
うに編み物や読書など他のことをやりながら講師とお子さんのやり取りを聞い
ていただいております。


復習にあたって母親は必ずしも英語を使う必要はありません。ご自分の発音を
お子さんに真似してほしくないお母さんは英語を使わない方がよいでしょう。
英語で子供に話しかけるのではなく、日本語で子供に英語を話す機会を与えれ
ばよいのです。


例えばレッスンで習ったことを意識しながら、身近にある物を指さしながら
「OOちゃん、これは英語で何色?」「これは英語で何というの?」「朝の挨
拶は英語でなんて言うの?」「お父さんに英語でおやすみを言ってみようか」
と日本語で話しかけたり提案してみます。英語でちゃんと言えたら、
「OOちゃん、すごいね!英語で言えるね!」と思いっきり褒めてあげましょう。
万一うまく英語で言えなければ、「今度先生が来たら、何ていうのか聞いてみ
ようよ。」とさりげなく言えなかった事をチェックしておいて、次回のレッス
ンの時にまず先生にメモなどを渡して復習してもらうととても効果的です。


出来るところから無理せずに、親子で英語を楽しむことから始めるとよいで
しょう。


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